高炉用高アルミナ質煉瓦は、高品位のボーキサイトを主原料とし、配合・加圧・乾燥後、高温焼成して製造される、高炉の内張りに使用される耐火物です。
1. 高アルミナ質レンガの物理的・化学的指標
索引 | SK-35 | SK-36 | SK-37 | SK-38 | SK-39 | SK-40 |
耐火度(℃) ≥ | 1770 | 1790 | 1820 | 1850 | 1880 | 1920 |
嵩密度(g/cm3) ≥ | 2.25 | 2.30 | 2.35 | 2.40 | 2.45 | 2.55 |
見かけ気孔率(%)≤ | 23 | 23 | 22 | 22 | 21 | 20 |
冷間圧潰強度(MPa)≥ | 40 | 45 | 50 | 55 | 60 | 70 |
永久線形変化@1400°×2時間(%) | ±0.3 | ±0.3 | ±0.3 | ±0.3 | ±0.2 | ±0.2 |
荷重下における耐火性 @ 0.2MPa(℃) ≥ | 1420 | 1450 | 1480 | 1520 | 1550 | 1600 |
Al2O3(%) ≥ | 48 | 55 | 62 | 70 | 75 | 80 |
Fe2O3(%)≤ | 2.0 | 2.0 | 2.0 | 2.0 | 2.0 | 1.8 |
2. 高炉で使用される高アルミナ質レンガはどこにありますか?
高アルミナ質レンガは高炉の炉軸上に敷設されます。炉軸は高炉の上部に位置し、その直径は上から下に向かって徐々に拡大しており、装入物の熱膨張に適応し、装入物に対する炉壁の摩擦を低減します。炉体は高炉の有効高さの50%~60%を占めています。このような環境では、炉のライニングはこのような要件を満たす必要があり、高アルミナ質レンガの特性は、耐火性が高く、荷重下での軟化温度が高く、耐酸性、耐アルカリ性、スラグ浸食に対する強い耐性、耐摩耗性に優れていることです。これらを満たすことができるため、高炉体を高アルミナ質レンガでライニングすることは非常に適しています。
以上が高炉用高アルミナ質煉瓦のご紹介です。高炉のライニング環境は複雑で、使用される耐火物の種類も多岐にわたります。高アルミナ質煉瓦もその一つです。使用される高アルミナ質煉瓦の規格は3~5種類あります。ロバート社の高アルミナ質煉瓦は、様々な窯にご使用いただけます。ご要望があれば、お気軽にお問い合わせください。

投稿日時: 2024年3月26日