新型乾式セメント回転窯は、主にシリコン系・アルミニウム系耐火物、高温タイアルカリ系耐火物、不規則形状耐火物、プレハブ部品、断熱耐火物製品などの耐火物の選択に使用されます。その中でも、主に耐火レンガが使用されています。回転窯には、主に高アルミナ質レンガ、シリコンムライトレンガ、マグネシウム・アルミニウムスピネルレンガ、マグネシウム・クロムレンガ、白雲石レンガなどが含まれています。これらの耐火レンガは、石積みの際に以下の事項と要件に注意する必要があります。
01レンガ積みに使用するセメントの成分、粒度、配合比率は規定を満たす必要があります。セメントは2時間以内に撹拌し、使用してください。
02最終的に、レンガの数は2列以上、レンガの厚さは元のサイズの3/4以上である必要があります。隙間が設計レンガの厚さの1.5倍を超える場合は、1列を削除して3列のレンガに変更する必要があります。
03レンガ造りエリアでは、各ラインで造られる耐火レンガは、同じレベル(厚さと許容差)でなければなりません。
04耐火レンガを積み上げた後、縦方向のレンガの継ぎ目は窯の中心線と平行になり、リング状のレンガの継ぎ目は窯の中心線と垂直になります。
05耐火タイルは平らでなければなりません。隣接する2つのレンガの高さの誤差は3mmを超えてはなりません。レンガとレンガはしっかりと密着し、隙間や緩みがあってはなりません。
06レンガの継ぎ目は、通常、2.5mm、15mm幅、2.5mmの目地を使用します。レンガの継ぎ目の深さは20mmを超えてはなりません。5mのレンガあたり10箇所の検査ポイントを設け、3箇所を超える場合は3箇所を超えてはなりません。3mmを超えるレンガの継ぎ目は、薄い鉄片を挿入し、押し固める必要があります。
07冬にレンガを積む場合の注意点
①耐火レンガを積む場所は、氷や雪が浸入しないように高くし、防雨布で覆う必要があります。
②作業場所には暖房および断熱設備を備え、温度が+5℃を下回らないようにする必要があります。作業や休暇を中断した場合でも、断熱を中断してはなりません。耐火セメントは温水で撹拌されます。


投稿日時: 2024年2月26日